食べログ・ホットペッパーから飲食店・店舗の営業リストを作る方法
飲食店や店舗にサービスを提供する企業にとって、食べログやホットペッパーは“見込み客の宝庫”です。本記事では、店舗情報から飲食店・店舗向けの営業リストを効率的に作る考え方と、手作業の限界、自動化の方法を解説します。
どんな企業に向いているか
飲食店・店舗を顧客とするビジネスは数多くあります。次のような企業にとって、店舗リストは新規開拓の起点になります。
- POSレジ・予約・モバイルオーダーなど店舗向けシステムの提供企業
- 食材・酒類・備品などの卸・商社
- 集客支援・販促・Web制作・デリバリー支援などの店舗向けサービス
- 店舗の出店・改装・リース・保険などを扱う企業
店舗情報から得られるもの
食べログ・ホットペッパー・ぐるなびなどの店舗情報からは、営業に必要な項目を整理できます。
| 項目 | 営業での使いどころ |
|---|---|
| 店名・運営会社 | アプローチ先の特定 |
| エリア(都道府県・市区町村) | 訪問エリア・エリア戦略の設計 |
| ジャンル(業態) | 居酒屋・カフェ・美容など、提案内容の出し分け |
| 公開されている連絡先 | 架電・送付先 |
| 店舗数・チェーン有無 | 本部一括提案か単店提案かの判断 |
手作業でリスト化する場合の限界
店舗ページを1件ずつ開いて転記する方法は、現実には次の壁にぶつかります。
- 店舗数が膨大で、転記に時間がかかりすぎる
- 新規開店・閉店が多く、すぐ情報が古くなる
- 同一チェーンの重複や表記ゆれの整理(名寄せ)が大変
- 媒体ごとに項目がバラバラで揃わない
自動収集で効率化する方法
公開情報を自動で収集・整理するツールを使えば、この負担を一気に減らせます。Lasone Data(ラスワンデータ)は、食べログ・ホットペッパー・ぐるなびを含む250以上の媒体に対応し、店名・エリア・ジャンルなどの情報を件数無制限で一括抽出できます。
- エリア・ジャンル・キーワードを指定して、狙った店舗だけを抽出
- 差分取得で、新しく掲載された店舗(新規開店など)だけを自動抽出
- CSV・Excel・JSONで出力し、そのまま架電・DM・CRMに活用
「監修の清水も、店舗向け営業では“鮮度”が命だと言います。開店直後はどの企業もまだ営業をかけていないため、いち早くアプローチできるリストが成果を分けます。」
成果につなげる活用のコツ
- ジャンルで提案を出し分ける:居酒屋には予約・回転率、美容にはリピート施策など、業態に刺さる切り口を。
- 新規開店を狙う:差分取得で「今月開店した店舗」にいち早く接触すると反応率が上がります。
- エリアを絞る:訪問なら商圏、インサイドセールスなら全国、と体制に合わせて。
店舗単位と運営会社単位を分ける
店舗に設備や集客サービスを提案する場合と、運営会社へ全店導入を提案する場合では、リストの単位が変わります。店名・店舗住所・店舗電話で作るのか、運営企業と本部窓口まで調べるのかを先に決めましょう。店名が似ていても別経営の場合があるため、名称だけで統合しないようにします。
複数のグルメ媒体を使う場合は、同じ店の表記が異なることがあります。住所、公式URLなど複数項目で確認し、掲載元も残します。電話番号が共通の予約窓口になっている場合は、番号だけを基準に別店舗を消さないよう注意します。
提案に必要な条件まで絞る
「飲食店すべて」から始めるより、対応できるエリア、業態、店舗規模などを整理すると、確認する情報が明確になります。予約システム、決済、清掃、採用支援など、商材ごとに必要な情報は異なります。
たとえば店舗の採用支援なら、求人媒体の掲載も確認候補になります。ただし、異なる媒体の店舗名をそのまま一致させるのではなく、所在地や運営企業を照合します。必要な条件が複数にまたがる時は、少量で確認してから広げると手戻りを減らせます。
営業に渡す前の確認リスト
- 店舗か本部か、提案先の単位が揃っている
- 営業可能な地域と業態に合っている
- 取得日と掲載元URLが残っている
- 既存顧客や営業対象外を照合している
- 必要な連絡先が店舗用か本部用か分かる